ようこそ 谷本圧延工学ゼミ 
 
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ゼミの紹介

 

ゼミ設立の狙い

 私(代表者)は鉄鋼会社に就職して圧延の現場で長く制御を担当した。学生時代は圧延に関する授業を履修しなかった。関連する授業は学部にあまり無かった。修士課程で鈴木弘先生の授業が存在したが、当時は私は鉄鋼会社に就職する気は無かったのでこれを採らなかった。入社後に圧延を担当することになり、上司・廻りから丁寧に初めて圧延に関する指導を受けた。1975年当時の製鉄所では技術者の整員に余裕がありこれが可能であった。

 鉄鋼業で圧延の仕事をしている現在の技術者で私のような経歴の人は多い。彼等は上司の指導・仲間との交流・独学で、圧延工学を学んでいる。しかし、最近の鉄鋼技術者の業務の多様化・要員数最適化の中で、このような交流の時間は十分ではない。

この現状に鑑みて、私は若手技術者に対して効率よく圧延工学の基礎を習得してもらうべく、2012年春に本ゼミを立ち上げた。特に、機械・電気・制御の保全部門の技術者、圧延工場の操業技術者に若い間に圧延工学の基礎を学んで欲しい。彼らは、研究所の人と同じく優秀ではあるが、現場で圧延工学を学ぶ環境は乏しい。

 大学では各種手法・技術を教える。しかし当然ながら、学生は余りニーズを知らないので応用例の説明も少なく、学んだ手法の印象は薄い。 逆に本ゼミでは、圧延を操業を含めて体系的に説明する過程で、都度に、関連し得る手法を基礎から説明する方法を採る。 基礎力を含めて身に付くはずである。

入社後数年で基礎を固め応用力を持って仕事を進めて、世界一の我が国の圧延技術を堅持して欲しい。参加資格は、我が国で圧延を業とする企業の技術者とする。圧延技術は、機械設備・重電設備・電気制御などのメーカと協業した総合技術であり、これらの国内メーカの若手技術者の参加も歓迎する。

ゼミの構成

 当ゼミを立ち上げて6年になる。今までの春秋開催を改めて、今後は秋のみの開催とする。1セメスタで全てを終了する。講義は一貫性を考慮して私だけで行う。 場所は、都心の地下鉄三田駅近くの貸会議室を利用する。
    2017年秋から場所が竹橋から三田に替わりました。

 1セメスタでは、隔週木曜日の午後と翌金曜日の午前に開催する。地方の方は、木曜日の朝に家を出て、午後に受講して東京に泊り、翌午前の受講後に帰宅されたい。 金曜日の午後には出身大学への訪問・書籍チェックなどに充てると有効である。業務の関係で欠席した講義は、次年度にシラバスを確認して参加して補完されたい。

ゼミで注意すること

 工学は暗記ではない。 どんなに難しい式・理論も直観的にイメージできることが重要である。これを受講者に提供出来ない講義に価値は無い。 先ずは、基礎が重要である、この基礎をもとに、技術者は業務のなかで応用動作を可能とし、高度な応用技術を自然に育成できる。

 20年前迄は、企業各社は護送船団方式で実力を高めた。世界一の技術を研究・開発する現在は、個々の企業で独自技術を追求している。本ゼミでは、企業間の固有技術情報の交換を禁止する。講義内容は、公知な情報とそれに対する理解方法だけである。
                                     改 2017年8月